第45期囲碁名人戦(朝日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ戦は30日、山下敬吾九段―村川大介九段戦が東京・市ケ谷の日本棋院で打たれ、山下が白番中押し勝ちしてリーグ成績を2勝4敗とした。敗れた村川も2勝4敗となった。
これでリーグは6月ラウンドが終了。参加者9人のうち、挑戦者は6戦全勝の井山裕太棋聖と5勝1敗の一力遼八段の2人に絞られている。残留争いでは、山下、村川と張栩九段、羽根直樹碁聖、林漢傑八段の5人が2勝4敗で並んだ。
リーグ優勝者が名人挑戦権を得る一方、最終成績下位3人はリーグから落ち、来期は最終予選から戦うことになる。(村上耕司)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル